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〜「冬のぽんぽこ祭り2019」レポート〜

〜「冬のぽんぽこ祭り2019」レポート〜

 

実は NPO法人両育わーるどは、1月から積極的に活動しておりました。1月20日(日)には、東京ボランティア・市民活動センターとシェイクハートプロジェクト他の共催イベント「冬のぽんぽこ祭り2019」に参加してきました!

 

「冬のぽんぽこ祭り2019」

 

豊島区の池袋本町小学校が会場でした。当日はこのような感じで、子どもも大人も、そして外国の方も障害を持つ人も、ごちゃごちゃになってお祭りを楽しんでおりました。舞台では絶え間なく楽器演奏やろうの子どもたちのダンス公演、2020オリンピックに向けた東京音頭などが披露され、とても賑やかな雰囲気です。

 

←主会場である池袋本町小学校体育館の様子

 

 

 

 

 

 

わたしたちはこのお祭りにおいて、株式会社マイクロンソフトの方々のご協力のもと

・体験ブースでTHINK BOX 障害体験コーナー

・展示ブースでTHINK UNIVERSAL ポスター展

として、参加しました。

 

 

子どもは自由だ

 

まず、THINK BOX体験コーナーについて振り返りたいと思います。

今回はいつもと違い、参加者のほとんどが子どもでした(付き添いの保護者を巻き込みつつ…)。特に、未就学〜小学校低学年ほどの小さい子が多く体験に来てくれました。

 

ミトンや自閉症グッズをはめながらの折り紙やピンポンリレーに「難しい〜!」と笑顔を見せたり、真剣な顔で集中したりと、様々な表情を見せる子どもたち。その姿を近くで見ていて、改めて子どものすごいところって、何でも遊びにして自分たちで楽しめるところだなと実感しました。折り紙では飛行機が折れないからチューリップを折っちゃえ!だったり、リレーでは勝ったほうが楽しいから一生懸命コップの配置の戦略を練って見事に勝利したり…自由に楽しむ子どもたちを見て、単純に嬉しかったです。

 

 

子どもたちに遊びながら伝えるということ

「障害って何だろう?」とか、そんな問いかけより先に、子どもたちは友達が困っていたら助けるし、友達に障害があっても一緒に遊びを考えて自由に楽しむんじゃないかと思います。もともとそんな大きな力を持った子どもたちの、想像力を膨らませる一つの楽しい体験となれば良いかな、とわたしは思います。やっぱり、子どもってすごい!

 

たくさんの人に気づいてもらい、知る機会をつくる

 

そして、THINK UNIVERSAL ポスター展

出入りの多いところに展示スペースを設けていただいたことで、たくさんの人が立ち止まってポスターを眺めてくださっていました。(そこをすかさずスタッフが説明にダッシュ!)「こんな障害・病気知らなかったなぁ」「日本にこんなに多く居るんだ!」など、感想を残してくれる方もちらほら。当日のイベント柄、ろうの方も多くいらっしゃったのですが、◯分の◯という表現は目で見てとてもわかりやすいね、という言葉もいただけました。

今回のイベントの印象としては、地域の子どもたちや保護者の方がたくさん参加していて、賑やかで楽しかったと思います。どうしても福祉系のイベントは堅くなってしまったり、静かなイメージが強いので、こんな風に皆がごちゃまぜで楽しめるのがいいなと思いました。今後もこうしたイベントで体験BOXやポスターを出させてもらえたら幸いですね。個人的には、子どもとわちゃわちゃ遊ぶのが、とっても楽しかったです。

 

By おま