ご挨拶

理事長 重光 喬之(しげみつ たかゆき)

私たち両育わーるどは、知的・発達障害児及び療育者と彼らに関わる人が、ともに学び合える社会の実現に向けて活動しています。
私自身、十数年間、知的・発達障害児者へのボランティアを通して、彼らの生きる喜びや成長を見届けてきました。その彼らとの関わりから人生観に大きな影響を受け、「人も自分も嫌い」から「人も自分も好き」へと変化しました。同時に、実はボランティアをしていた私の方が、彼らから学ばされていたことに気づきました。この変化や気づきを「お互いに育つ」で「両育」と呼ぶことにしました。
両育わーるどの活動を通して、社会へ「両育」による学びを伝え、子供たちの将来へ向けた自立の育成支援をサポートしていきます。最終的には障害の有無を越え、人々がともに学び合える社会を実現していきたいと考えています。(2014年11月)

2年前より星野にバトンタッチをし、社会から漏れている難病を抱える人たちへの取り組みfeese.jpを進めています。当団体では、理事として「知るからはじまるThink Universal」を中心に引き続き関わっていきます。(2018年4月)

本年より、脳脊髄液減少症とほどほどに付き合うライブラリーfeeseを難病のある人向けの取り組み「Think-Possibility ~社会参加をもっと身近に~」として進めてまいりましたが、今春より、持病の悪化によりしばらく療養に専念することにしました。つきましてはThink-Possibilityを当面休止致します。これまでの活動を応援してくださった皆さま、また協働してくださった皆さま、色々なことを中途半端なままでお待たせすることになってしまいますが、しばらくお時間をいただければ幸いです。(2019年6月)

症状はあまり改善しませんが、他にできることもなく、この取り組みなら痛みがあっても続けられるので、難病のある人の社会参加・就労機会の向上を目指し、一昨年立ち上げた難病者の社会参加を考える研究会の取り組みに専念し、①難病者の実態調査、②難病の理解啓発、③他団体・企業との就労事例の蓄積、④アドボカシー活動を進めていきます。(2020年4月)

来歴

  • 1979年 東京生まれ
  • 1999年 知的障害児者福祉施設にてボランティアを開始
  • 2004年 東海大学大学院卒
  • 2005年 民間企業2社にて5年間勤務
  • 2010年 NPO法人一新塾入塾(12年卒)
  • 2011年 一新塾生27期有志6名にて“療育は両育PJ”立上げ
  • 2012年 NPO法人両育わーるど設立
  • 2015年 調布市障害者地域自立支援協議委員委嘱
  •      NPO法人ETIC.社会起業塾 2015年度塾生
  • 2016年 NPO法人両育わーるど 理事長交代
  •      一般社団法人プラス・ハンディキャップ理事
  •      調布市障害者地域自立支援協議委員委嘱
  • 2017年 多摩大学大学院医療・介護ソリューション研究所フェロー
  •      任意団体feese立ち上げ
  • 2018年 公益財団法人丸和育志会 平成30年度優秀プロジェクト賞受賞
  • 2021年 NPO法人両育わーるど 理事長再任

 

メディア掲載等