池下卓衆議院議員と懇談しました。

2025年6月19日に、一般社団法人新時代戦略研究所の梅田理事長、髙山研究員、外崎研究員にご紹介・ご同行いただき、私たち難病者の社会参加を考える研究会のメンバー３名が、衆議院議員会館の池下卓事務所を訪問し、池下卓議員と懇談しました。

　池下議員はわたしたちの話を非常に熱心に聞いてくださり、持参した『難病者の社会参加白書』（前号2021年版）と政府宛要望書案をご覧になり、一つひとつ質問・確認をされていました。他人事として扱わない真摯なお姿に、感銘を受けました。

　池下議員は5月14日に開かれた衆議院厚労委員会において、労働施策総合推進法改正に関連して、治療と仕事の両立支援について質問をされています。両立支援と高額療養費制度の見直し議論について、事業主に課される努力義務の実効性確保について、法定雇用率に難病患者を組み込む必要性とともに、障害者雇用促進法における法定雇用率と障害者総合支援法との対象の不一致についてなど、かなり本質的で重要な質問をされました。最後の質問への厚労省からの回答は、難病患者も障害者雇用促進法の対象である、しかし法定雇用率については雇用側の事情もあるので対象とはしていない、といった内容でした。

（モリ―）