荒川区長と懇談、白書と提言書をお渡ししました。
10月8日、難病者の社会参加を考える研究会メンバーが荒川区役所を訪問し滝口学区長と懇談、『難病者の社会参加白書2025』と提言書をお渡ししました。懇談には、荒川区議会の夏目亜季議員、荒川区の福祉部長、障害者福祉課長も同席、研究会から斉藤、森が参加しました。

まず、先日10月3日の厚労省の発表で、障害者雇用率の算定に障害者手帳を持たない難病患者らも含める方向で検討するとの報道が話題となりました。白書をお渡ししつつ、難病者RDワーカーの雇用は難しく考えなくてよいことや、試験的な雇用から始めてみてよいこと、明石市や山梨県、千葉県、港区などの難病者雇用の事例もお伝え。障害者や難病者の投票行けない問題についても意見交換し、「難病者の就労・社会参加への提言書」をお渡ししました。

滝口区長は白書を手にとり熱心に確認しつつ、予定時間を大幅に超えて真摯に懇談してくださいました。国への意見書提出や通院移動助成制度など、難病者対策の先進的な取り組みをつづける荒川区の姿勢を肌で感じた懇談でした。
(モリ―)