代表紹介

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「支援するー支援される」を越えて、誰もがお互いに学び合える

そう実感したのは学生時代にボランティアをした障害福祉施設での経験からです。

障害のある子ども達や療育者とともに過ごし、人と人が真剣に向き合う場に身を置くうちに、実はボランティアをしていた私の方が、彼らから学ばされていたことに気づきました。

このことは、今も取り組みの原点になっています。

私自身は、20代半ばに脳脊髄液減少症という難病を発症し、以来病気と付き合いながらの人生です。終わりが見えない闘病の中で、患者として過ごす以外にできることとして、両育わーるどの活動は、自らの社会参加の手段の一つにもなっています。活動を通して、多様な価値観と出会い、学び、誰かしらの役に立っていることの実感が、日々を豊かにしてくれていると感じます。

活動スタートから12年を迎え、障害福祉現場での学びや多くの当事者との出会い、自身が難病を患った経験をもとに、これまでのビジョン「障害の有無を超え、お互いに学び合える社会の実現」から「障害や難病を越え、互いに学び合い、誰もが自らに望むように生きられる社会」へと一新しました。

障害や難病を抱える人々の選択肢を増やすという取り組みも、目の前の一人ひとりの課題に取り組む先に、誰もが自分らしく生き、働き、ありたいようにあることが叶う、寛容な社会をともに築いていきたい、そんな願いを込めています。

理事長
重光 喬之
Shigemitsu Takayuki

来歴

1979

東京生まれ

1999

障害福祉施設にてボランティアを開始

2004

大学院卒業後、民間企業2社勤務

2010

NPO法人政策学校一新塾入塾

2011

一新塾生27期有志6名にて“療育は両育PJ”立ち上げ

2012

NPO法人両育わーるど設立

2015

調布市障害者地域自立支援協議委員委嘱

NPO法人ETIC.社会起業塾(2015年度塾生)

2016

NPO法人両育わーるど 前理事長星野へ交代

2017

多摩大学大学院医療・介護ソリューション研究所フェロー

調布市障害者地域自立支援協議委員委嘱

任意団体feese立ち上げ

2018

公益財団法人丸和育志会 平成30年度優秀プロジェクト賞受賞

難病者の社会参加を考える研究会 立ち上げ

2021

NPO法人両育わーるど 理事長再任

代表に関する最近のメディア掲載

  • 【闘病】ずっと「異常なし」だった激痛の正体 「脳脊髄液漏出症」だったとは…(株式会社GENOVA)
  • 北海道医療センター難病の日記念講演について(北海道新聞)
  • 市民団体として統一地方選へコメント(毎日新聞)