【240904開催報告】Box Japan社員様向けワークショップ THINK DIVERSITY
開催報告
9月4日に、株式会社Box Japan社員様向け研修 【THINK DIVERSITY~知らないを想像する~】が開催されました。 ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。 本プログラムは、Box社で年1回実施されるボランティア活動推奨日である、Global Impact Dayの一環として実施され、障害者や難病者に関する事例紹介と、多様性を尊重した働き方について、多くの言葉が交わされました。
イベント内容詳細
本イベントは、以下のプログラムを東京会場とオンラインにてハイブリッド開催いたしました。
プログラム➀THINK DIVERSITY~働く編~ <ハイブリッド開催>
–THINK DIVERSITY–
少人数のグループに分かれ、当事者役のシンプルな情報を元にその方の心理・日常・就労について想像し、話し合います。今回は8つのグループで実施しました。
各グループでのディスカッションを全員でシェアします。その後、当事者役がグループに入り、実態や状況を共有しながら答え合わせをします。
今回のテーマは以下の2つでした。
①この人は現在、働く上でどのような制約があるでしょうか?
(また、これまでどのような制約を乗り越えてきたでしょうか?)
②今の時代、どんな技術や働き方がこの人の手助けになると思いますか?
当事者役が各グループに入り、答え合わせと意見交換を実施している様子。
<参加者のコメント>
・おざわさん(黄斑ジストロフィー)のお話がとても印象的でした。制約との向き合い方に新しい視点を得ることができました。
・病名(発達障害)から想像していた苦手な事得意な事がご本人の回答と全く違ったため、多岐に渡り、一人一人と会話してみないと分からないということを実感した。
・当事者の方がとても前向きだったことが印象に残りました。
プログラム➁ヒューマンライブラリー
—ヒューマンライブラリー–
少人数のグループに分かれ、当事者役が「本」となり、自身の人生や経験を語ります。
その後、ファシリテーター役の「司書」とともに、グループで対話を深めます。
対話の様子。質問や対話を通じて、それぞれの価値観や考え方、経験などがシェアされます。
<参加者のコメント>
・自分を障害者として見るのではなく、またその方のご自身の中に障害があり、その方のご自身でできる範囲の業務をされていると見てほしい。まずはその方を人として見てほしい、接してほしいという言葉が心に残りました。
・障がいがあると「一人で完結できること」を目指してしまいがちだが、「周囲を巻き込むこと」で組織として成果を出すことの方が大切という言葉が印象的でした。
・自分の想いの「言語化」と「対話」の重要性、リーダーシップを目的とした巻き込み(一人で抱え込む必要はない)ということ、また「障害」という概念はそれぞれが主体的に働くことができたら存在しないのかもしれない、という言葉が印象的でした。
・今まで当事者の方と話す機会はありませんでしたが、今回の対話を通じ、難病と診断されて生まれる孤独感や、社会や周りからの支援の重要性についても考えさせられました。もっと多くの人に知ってもらって、より寛容な社会を皆で目指していければよいなと思いました。
参加者の皆様、質疑や対話など積極的にご参加くださりありがとうございました。
Box Japan様は多様性を大切にされるカルチャーであると伺いました。本プログラムにおいても参加や対話のご様子より、そのカルチャーをみなさんが体現なさっていることを垣間見ることができました。
「今、一緒に働いている人の中にも近しい状況の人がいるかもしれない」
というコメントが印象的でした。
勤め先等で一緒に働く仲間達が相互理解し、「難病があってもなくても話しやすく、働きやすい雰囲気を作っていく」を実現する為にも多くの企業様に「THINK DIVERSITY~知らないを想像する・知る・対話する~」を研修等で取り入れていただければと願っています。
(須崎・谷山)
ご参加いただいた株式会社Box Japan社員の皆様、ありがとうございました。
コーディネートいただいた認定NPO法人ハンズオン東京様、登壇者の皆様もお疲れ様でした。
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◇イベント・研修プログラムに関する問い合わせ先
特定非営利活動法人 両育わーるど https://ryoiku.org/contact/
<イベントのご案内>
~LIVES TOKYO2024 ポスター出展~
日時 2024年9月28日(土)13:00~
会場 渋谷パルコDGビル
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