「制度の狭間をどう埋める?〜両育わーるど×Chance For Allが語る活動の舞台裏〜」開催報告
2025年12月17日(水)に、対談形式のオンラインイベント【制度の狭間をどう埋める?〜両育わーるど×Chance For Allが語る活動の舞台裏〜】を開催しました。

このイベントでは、両育わーるどとChance For All、2つの異なるフィールドから見た「行政の光が届かない領域」、そしてその活動を持続的に支えるための運営の難しさについて本音で語り合いました。
【開催概要】
- 開催日時: 12月17日(水) 20:00〜21:00(60分間)
- 開催形式: オンライン(Zoom)
- 参加費: 無料
- 対象: 活動に関心のある方、行政・医療・教育関係者の方、NPOの運営や社会課題解決への資金提供(寄付)に関心のある方、当事者およびそのご家族
【イベントについて】
今回の対談では、特定の属性や数値で人を分けるのではなく、一人ひとりの生きる実感をどう守っていくか、という深いテーマが語られました。
支援の現場で日々直面するのは、公的な制度だけではどうしても拾いきれない「名もなき困りごと」です。
現場の具体的な試行錯誤は参加者だけの共有となりましたが、共通して浮かび上がったのは「制度に人を合わせるのではなく、人の連続性に社会が寄り添う」という視点の大切さです。
正解のない問いに向き合い続ける民間の役割と、それを支える周囲の共感。
社会の隙間を埋めるのは、単なる公的制度のみでなく、こうした地道な対話の積み重ねなのだと再確認する時間となりました。
【まとめ】
今回のイベントを終え、参加者の皆さまからは、多くの温かいご意見や深い共感の声が寄せられました。
アンケートには、活動を続ける難しさに寄り添う言葉とともに、「粘り強く続けることで道が拓けることに勇気をもらった」「暗くなりがちな現状に、心が晴れる思いがした」といった温かなメッセージが並びました。
皆さまから寄せられた温かなメッセージのひとつひとつが、日々現場で試行錯誤する私たちにとって、何よりの励みと勇気になります。
本イベントにご参加いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
今後もこのようなイベントを継続的に開催し、こうした現場の声や課題を分かち合える場を設けていきたいと考えております。
今後とも、私たちの活動をどうぞよろしくお願いいたします。
(両育わーるど 広報)