第15回日本線維筋痛症・慢性痛学会の登壇、ポスター発表をしました
11月15、16日に順天堂大学で開催された「日本線維筋痛症・慢性痛学会」にて、セッションの登壇とポスター発表をしました。シンポジウムB「慢性痛と統合医療・患者の視点」では、難病者の置かれた状況から、難病者の時間の使い方の可視化によるRDワーカーの3タイプの提案について発表をしました。
みおしん先生のポスター発表です。

難病者の就労モデル「氷山モデル」に基づき、新たな概念「RDワーカー」の可能性についてポスター発表を行いました。

【学会発表レポート】難病と共に働く新概念「RDワーカー」と3つの就労タイプ
●RDワーカーとは?
「RD」はRare Disease(希少疾患)を意味しますが、私たちはそこに、社会的な課題である「支援制度」「社会の認知」「働く選択肢」が少ないという『3つのRare(希少性)』を抱えているという意味を込め、新たに定義しました。
●調査から見えた「3つのタイプ」
調査では、まず当事者の1日の生活時間を細かく可視化し、休憩やケアに必要な時間が長いほど、就労に充てられる時間が圧迫される実態を明らかにしました。さらに20名の協力者のデータを分析した結果、病状の変動と勤務時間の関係から、働き方を「ゆるゆる変動」「そこそこ変動」「せかせか変動」という3つのタイプに分類しました。
●分類の意義と今後の展望
この分類は、当事者が「自分に合った持続可能な働き方」を知るための指標になるだけでなく、企業側にとっても業務負荷の調整や配属の判断材料となり、双方の不安を取り除く共通言語となります。難病者が働き易い環境を整えることは、多様な人材が輝く包摂的な社会の実現につながると考えます。
